動きをつける
動く動作を漫画で表現するには残像表現をすると動いている感じが出せる。コミPo!での動きのつけ方について解説する。
人や物に動きをつける
人や物を動かしたい場合には、透明度を調整するといい。
例えばキャラクターに「くしゃみ」をさせる場合を考えてみよう。最終的なイメージはこのようになる。
くしゃみをさせる場合
手順はこうだ。
まず最初にキャラクターを配置し、ポーズ変更で立つを選ぶ。
ここはまだくしゃみをする前の段階。鼻がムズムズしている状態の時だ。
この動作からくしゃみをして前に倒れる形にしたいので、最初のキャラクターの透明度を上げておく。ここでは透明度を5に設定した。
次に、くしゃみをした瞬間のキャラクターを配置する。ポーズ変更でがっくりを選び、透明度を0で配置する。
あとはマンプ機能から動きを配置し、テキストを入れたら終わり。簡単に出来てしまった。
ふっとぶ場合
他にも例を作ってみた。
人が後ろに吹っ飛ぶ動作の場合を考えてみる。
左から右へ人がふっとび、最後は地面に倒れるイメージになる。
ポーズ変更でふっとぶという、うってつけのポーズがあるので、これを設定。マンプから影を選び、キャラと影の透明度を上げる。
ふっとんでいる最中の真ん中では、地面により近くなるため、影を少し大きくする。地面とキャラが接触した際には衝撃のインパクトを伝えるために、マンプの驚き・衝突を選んで配置してある。デフォルトは黒色だが、ここでは赤色に色変更を行っている。
このテクニックは色んな動作で使えるので、覚えておいて損はない。
応用例
拳を連打させてるように見せたい場合や(これは透明コマも使用する)
やり方についてはこちらの記事で詳しく書いたので参考にして欲しい。
溜めてからの~~~破ッ!!
といった某アニメのエネルギー破を撃つ時にも使える。
コミPo!の可能性は無限大だ。