パンチの連打を表現する
素早い動作には残像表現をするとあたかも動いているように見せることが出来る。ここではコミPo!で多用することになるであろう透明コマを使った動きを表現するテクニックについて解説する。
連打連打連打
北斗の拳を読んだ者なら分かるだろう。
あーーーーたたたたた・・・繰り出される拳の連打。
カッコいい・・・コミPoでも表現してみたい。
さて、百裂拳のようなパンチの連打を表現したい場合、単にキャラクターをコピーして透明度を上げただけだと、拳以外の頭や体も複数コピーされて絵としては汚くなる。
そこで肘辺りから手までの部分だけを複数作り、配置することにする。
便利!透明コマの使い方
手順はこうだ。
まず基準となるキャラクターを配置する。
次に素材リストの赤枠で囲んだ「スナップ素材」を選ぶ。プリセットから□コマを選び、透明コマを選ぶ。サイズはどれでもいいが、ここでは透明コマMを選んだ。
先ほど配置したコマ内に透明コマMを配置する。
(正確に言うと透明コマは独立しているが、同じコマ内に置くイメージで良い)
これで透明コマが配置された。見えないけど。
次にキャラクターを選択してコピーする。(右クリック>コピー、またはCtrl+C)
配置した透明コマを選択してそこで貼り付けをする。(右クリック>貼り付け、またはCtrl+V)
何も変化が無い場合には、恐らく透明コマの内部でキャラクターの位置がズレているので移動させて見える位置に移動させる。
キャラクターを右に移動させて、肘から手の先までだけが透明コマ内に映るようにする。移動させたキャラクターの透明度も少し上げておく。
これで90%は完成。あとは今作った透明コマをコピーして複数配置すればパンチの連打が出来るようになる。
これで漫画の格闘シーンが描けるようになるぞ!