4コマ漫画を作ってみよう
コミPo!での4コマ漫画作成は、アイデアさえあれば割と簡単に作れてしまう。ここでは4コマ漫画の作り方を紹介する。
4コマ漫画を作ってみよう
コミPo!の一般的な操作説明は、公式ページに分かりやすい漫画形式で紹介されているので、ここでは配置した物をどう動かすかなどの細かな説明は省きます。(なんとなく動かしていればコツが分かってきます)
今回作った4コマ漫画はこちら。
面白い、面白くないは別問題として、この4コマ漫画をどうやって作っていくかを説明していきます。
さて、早速コミPo!を起動させて4コマ漫画を作ってみます。
ファイル>新規コミック作成>4コマ用(縦長ハーフサイズ)を選択します。
こんな感じでタイトルと4コマの枠が用意されました。
この枠の中に漫画を書いていきます。
漫画を書くというよりは、ウインドウの左の素材リストから背景やテキスト、人物を選んでコマ内に配置していくイメージです。
1コマ目
背景からオフィスを選んで配置。
前回作ったオリジナルキャラを配置します。
表情とポーズを変更します。
男性とパソコンを配置し、セリフも入れてみましょう。
男性がパソコンを操作して、後ろから女性が声をかけているコマになりました。パソコンは3DアイテムからノートPCを引っ張ってきて、グルッと回転させています。
2コマ目
女性が自分のバイト経験を思い出し、男性に喋りかけているコマになります。
フキダシは普通に素材リストからもってくるとしっぽが尖っていますが、フキダシを選択して、右クリック>フキダシ形状を選ぶと、新しくウインドウが開きます。
ここでしっぽで丸を選び、OKを押すと想像しているようなフキダシ形状になります。
フキダシの色も画面右側のレイヤープロパティで変更できます。
3コマ目
バイト内容を勘違いした男性がクルッと振り返ります。
集中線を配置します。画面手前に配置されてしまったら集中線を右クリックし、一番奥へを選びましょう。コマ内の奥に表示されるようになります。
マンプから回転の動きと、モザイクを設置します。
4コマ目
起承転結の最後の4コマ目ということで、オチを書くコマです。
今回は男性の勘違いに怒った女性のパンチが飛んでくるように書いてみます。
単に女性を配置してポーズ変更の殴るを選んだ場合、動きが止まっているようで物足りなさを感じます。
そこで女性をコピーして同じところに重ねて貼り付け、少しずらしてから重なっている上側の女性の透明度を上げます。透明度はレイヤープロパティの部分で設定します。
レイヤーリストの説明です。
ここではコマ4の中に、効果線2、お姉さん2、お姉さん2と上から並んでいます。
コマ4に近いほど、コマ内の位置が奥になります。赤枠で囲まれたお姉さん2が一番手前側に配置されています。効果線は一番奥に配置されているということになります。
また、直接ドラックすることで奥行き順番変更も可能です。
こうすることで、このようにスッと拳が動いたような感じを出すことが出来ます。
あとはセリフや描き文字を追加すると4コマ漫画として完成です。
どうでしたか?絵を描かなくても簡単に4コマ漫画が描けたでしょう。
ここがコミPo!の素晴らしいところなんですよね。