簡単マンガ作成ツール「コミPo!」のメリット・デメリットを紹介
3Dキャラを配置して、ポーズや表情を決めるだけで簡単にマンガが作れてしまうコミPo!ですが、製品版を購入して4か月くらい遊んでみました。
そこで感じたコミPo!のメリットやデメリットについてまとめました。
コミPo!の導入方法はこちら。
コミPo!のメリット
コミPo!のメリットには以下のようなものがあります。
- 絵が下手な人でもすぐにマンガが作れる
- 覚えることが少ない
- ポーズと表情が豊富
- 色んな用途で使用できる
- 写真を取り込み、マンガと融合できる
順に説明していきます。
1. 絵が下手な人でもすぐ始められる
私は絵が下手くそ過ぎてマンガが上手に描けません。棒人間なら描けると
いうレベルです。こんな感じのレベル。
下手すぎワロタ。
しかし、いざマンガを描く練習をしようにも上達までには時間がかかるし、そもそも絵が上達するまで私のやる気が持続するかが不明です。
絵は描けなくてもアイデアはある!
アイデアをすぐ形にしてみたいんじゃーー!
そう、コミPo!はそんな人向けのマンガ作成ツールなのです。
キャラは元々用意されているのを使うか、自分でオリジナルキャラクターを作成できます。素材も数は限られていますが、自分で書く必要が無いので、ただ配置するだけでいいんです。簡単すぎ(笑)
5分で作ったのがこれです。
さっきの棒人間からの進化が凄いです。
上手すぎワロタ。
絵が下手な人にとって、このコミPo!を利用しない手はない!
2. 覚えることが少ない
色々と複雑な事をしようとすると多少面倒な作業があったりしますが、基本的にコミPo!ではサクサク作っていけます。
やることとしては、
- コマを配置
- 人物や背景を配置
- 人物の表情やアクションをリストから選ぶ
- セリフや効果線を配置
もうこれだけで結構面白いマンガが作れます。
3. ポーズと表情が豊富
走ったり、指さしたり、寝転んだりと、ポーズは223種類から選べます。
また、表情も笑ったり、泣いたり、怒ったりと657種類の表情があります。
この豊富なポーズと表情の組み合わせにより、キャラクターにさせたい表現が
自由に設定できるのです。
4. 色んな用途で使用できる
無料版には制限がありますが、製品版は商用利用はOKとなっており、HPや広告・ポスター、解説書などに使用できます。ちなみにこのブログのタイトル画像にも使っています。
コミPo!の活用事例を見ると、大手企業も製品紹介などに使われたりしています。
5. 写真を取り込み、マンガと融合できる
コインの上に座っているように見せたり、ペン先をいじっているように見せたりと、写真を取り込み、そこにキャラクターを合成させることでマンガ表現の幅を広げる事ができます。
コミPo!のデメリット
キャラクターや素材を配置するだけで簡単にマンガが作れるコミPo!ですが、デメリットもあります。
コミPo!のデメリットには以下のようなものがあります。
- キャラクターの表情やポーズに限りがある
- 素材が少ない
1. キャラクターの表情やポーズに限りがある
大抵の表情やポーズは用意されている豊富な種類の中から選ぶことで何とかなるのですが、それでも場合によっては自分の理想とする表情やポーズが見つからない場合があります。そういった場合は透明コマを利用すると一応表現は出来るのですが、正直大変です。できればやりたくありません。
今のところ、させたいポーズに近いポーズで表現するしかなさそうです。
2. 素材が少ない
コミPo!の基本ソフトウエアに入っている素材は文房具や、学校、家電、生活、飲食、動物など、全部で163種類入っています。
163種類も入ってはいるのですが、マンガを描いているとあれもこれも欲しいという事が多々あります。正直、基本ソフトウェアだけの素材では物足りません。
これとは別に、公式HPの応援隊3Dアイテムで配布されている3Dアイテムがあります。
また、こちらは別売りとなっていますが、コミPo!データコレクションにはまた別の3Dアイテムが収録されており、コミPo!に素材を追加することが出来るようになっています。
もし作業服やPRGのコスチュームが欲しい場合には、素材を購入する必要があります。
まとめ
使ってみての感想は、思ったより簡単に作れたということです。何より上手な絵が描けないけどマンガは作ってみたいという私にはピッタリのツールでした。
激しい動きのあるマンガの作成は難しい気がしますが、日常の一コマをマンガにするような場合には十分使えると思います。
アイデアさえあればマンガは作れる。そうコミPo!ならね。