コミPoでの影のつけ方
今日はコミPoでの影のつけ方を紹介します。
簡単に漫画が描ける事がコミPoのメリットなので、難しい影のつけ方はわかりません。
私がいつも使っている影の簡単なつけ方を3つ紹介します。
パターン1:キャラクターの影を重ねる
キャラクターの影をそのまま重ね合わせる方法です。
やり方ですが、まずキャラクターをその場にコピー貼り付けします。キャラクターを選択してCtrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けます。
次に重なったキャラクターの上側になる方に色変更を行います。
明度を-100にして黒くします。
あとはレイヤープロパティで透明度とぼかしを調整します。
影の幅を調整して、キャラに重ねて終了です。
これで完成です。
パターン2:光学迷彩を使う
パターン2では光学迷彩を使用するため、下準備が必要です。
まず光学迷彩を使用するには、コミPo!公式HPにアクセスします。コミPo!素材の紹介をクリックしして、その他の3Dアイテムを選びます。
ユーザー3Dデータ「光学迷彩パーツ化」サンプルパーツがあるので、ダウンロードします。
ダウンロードしたファイルにコミPo!への取り込み方が書いてあるので、「ファイル」から「ユーザー3Dデータ読み込み」を行い、csuフォルダ内の2つのファイルを読み込みます。
これで準備OKです。
先ほどのパターン1と同様に、キャラクターをその場にコピーします。今度はキャラクターの後ろ側になっている方に対して、色変更を行います。
明度を-72にしました。ここは適当でいいです。何も変化がありませんが、重なったキャラクターの後ろ側のため、見えていないだけで色の変更はされています。
次に準備した光学迷彩を使います。
上側になっているキャラクターを選択し、レイヤープロパティの3Dキャラクター設定
からパーツ変更を選びます。
光学迷彩があるので、どちらか選びます。光学迷彩の2つの違いですが、輪郭線のありなしです。輪郭線ありにすると、XYZ軸の断面がわかりやすくなります。もし、輪郭線が気になる場合には、一度輪郭線ありで回転パラメータを決めた後に輪郭線無しに変更することで輪郭線を消すことが出来ます。
この光学迷彩のXYZを回転させて、影をつけます。光学迷彩は、透明な平面で重なり合ったものを分けるイメージです。1枚目の体半分に平面を設定すると、そこで1枚目が切られて、後ろ側の明度を-72にした暗いキャラクターが見えるようになるというわけです。
パターン3:丸い影を使う
影を付けるなら一番楽かもしれません。
素材リストのマンプから人影を選択し、丸い影を選びます。
それをキャラクターの頭の上に重ねるだけです。少し暗い雰囲気を出すにはお手軽で
使いやすい方法です。
如何でしたでしょうか。
影があることで、コミPoキャラクターの印象がグッと変わってきます。複雑な影のつけ方もあると思いますが、とりあえずこの辺が使えればなんとか漫画にはなりそうな感じです。